真言の意味
マントラ:真言
マン(man):精神
トラ(tra):器、道具
釈迦如来「のうまく さんまんだ ぼだなん ばく」
のうまく:Namah.(ナーマハ):真言の初めにつけて、帰命する、お願いします、などの意(胎蔵界)
さんまんだ: samanta(サマンター):三千世界、全世界、あまねく、などの意
ぼだなん:-buddha-na-m.(ブッダハーナーム): 諸仏
ばく:bhah.(ブハーハ):釈迦の種字
薬師如来「おん ころころ せんだり まとぅぎ そわか」
おん:Om.(オン):のうまくとほとんど同じ。(金剛界)
ころころ:huru(フル) huru(フル):速疾に、速疾に
せんだり:can.d.a-li(チャンダーリ):暴悪の相をなせる者
まとぅぎ:ma-ta.gi(マータギ):象王といわれる狂象の如くの降伏の相を住する者
そわか:sva-ha-(スヴァーハー):神聖な言葉の最後につけて、成就あれの意
阿弥陀如来「おん あみりた ていせい からうん」
あみりた:amr.ta(アムルタ):不死の甘露
ていせい:-teje(テジェ); tejas:神の威光
から:hara(ハラ):運ぶ、及ぼす
うん:hu-m.(フーン):阿閦(あしゅく)如来の種字?
千手観世音菩薩「おん ばざら たらま きりく」
ばざら:vajra(ヴァジラ):金鋼、ダイヤモンド
たらま:dharma(ダルマ):法
きりく:hri-h.(キリーク):千手観音の種字
十一面観世音菩薩「おん まか きゃろにきゃ そわか」
まか(摩訶):maha(マハ):大きい
きゃろにきゃ:kalaya(カルニカ):悲しい
聖観世音菩薩「おん あろりきゃ そわか」
あろりきゃ:a-lolik(アーローリク):清浄?
大日如来「おん あびらうんけん ばざら だどばん」
あびらうんけん:a vi ra hum kham:それぞれ、五大種字の「地・水・火・風・空」
だど:dha-tu(ダーツ):界
ばん:vam.:大日如来(金剛界)の種字
地蔵菩薩「おん かかか びさんまぇい そわか」
かかか:ha ha ha(ハハハ):ハハハと笑うもの?
か:ha(ハ):地蔵菩薩の種字
びさんまえい:vismaye:驚き、稀有な
不動明王「のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん」
ばざらだん:vajra-n.a-m.(ヴァジラーナーム):金剛尊?
せんだんまかろしゃだ:canda-maharosana(チャンダマハロシャナ):不動明王の元の名
そわたや:sphotaya(スポータヤ):破壊?
sphota(スポータ):超自然的な音
うん(吽):hum(フーン):口を閉じて発する最後の音。阿吽=a hum:万物の始めと終り
たらた:traka(タラカ):堅固;またはtrat(トラット):怒り
かん:ha-m.(カーン):不動明王の種字
まん:mam:私に?
虚空蔵菩薩「のうぼう あきゃしゃ ぎゃらばや おん ありきゃまりぼり そわか」
のうぼう:namo(ナモー):帰命する、お願いします、など。(namasがnamahやnamoに語尾変化する)
あきゃしゃ きゃらばや:akasa-garbhaya(アーカーシャガルバーヤ):akasa-garbha:虚空蔵菩薩の格変化?akasa:虚空。
ありきゃまりぼり:alika mali muli(アリカマーリマウリ):怨敵を打ち滅ぼす?
単語それぞれの意味は全然わからない。
ほかに、ali kamali mauli:蓮華の冠の尊? という説もあるみたい。
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尊勝仏頂(そんしょうぶっちょう)
陀羅尼小呪「おん あみりた ていじゃばち そわか」
ていじゃばち:-teje(テジェ)??
愛染明王「おん まはらぎゃ ばぞろしゅにしゃ ばざら さとば じゃく うん ばん こく」
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略式「なむ ほんぞん かいえ かん」
南無、本尊、界会、かん
なむ(南無):namas:帰依します、などの意
真言は、もともとサンスクリットで、それぞれ意味があるはずなのですが、よくわかりません。
真言をgoogleサーチしてみると、宗教関係以外では、ゲーム・マンガ・アニメ関係がずらずらとリストアップされました。でもやはり意味ははっきりとはわからず。
引用元:
http://www.scn.tv/user/terao-ji/tera023.htm
http://www2.accsnet.ne.jp/~kohzanji/13buddha.htm
http://popup8.tok2.com/home2/qookaku/mahayana_sutra/dharani/tz_jimyo.html